2014年03月17日
経営バトンタッチ!①(大谷経営コンサルティング)
◆ビジネスサポーター通信◆
事業承継の現状と問題点
事業承継というと、専門的な問題として考えがちですが、
どこにでもある身近な問題となっています。
◆団塊世代が65歳に
一昨年、団塊世代が引退年齢である65歳に到達しました。
一方で、後継者が不在であることから、事業承継対応が迫
られています。
◆後継者難で廃業も
中小企業白書(2013年)によると、小規模事業者が廃業を
検討する理由を見ると、後継者難が半分以上(54.6%)を
占めています。その内訳は、子供への事業承継が難しいが
約6割を占めており、親族以外も視野に入れて後継者の確
保の必要性を示しています。また、廃業理由の内、3分の
1以上(35.9%)が「事業に将来性がない」としています。
◆事業を引き継ぐ際の問題点
親族に事業を引き継ぐ際の問題点として経営者としての資
質・能力不足が約6割となっています。また、親族以外に
事業を引き継ぐ際の問題として、借入金の個人保証の引き
継ぎが困難であると、中規模企業の約4割、小規模事業者
の約3割が回答しています。 (中小企業庁委託 野村総合研
究所)
(法人会ビジネスサポーター 大谷経営コンサルティング 大谷 金久)
大谷経営コンサルティング…http://www.ohtani-consul.com/
Posted by 青梅法人会 at 11:54│Comments(0)
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